2006年4月8日（土曜）

　日本海の低気圧からの寒冷前線が通過し、低気圧が東北を横切るまで西が吹く予報。朝8時半、江崎の風速計をチェックし急激に西北西20ｍ/秒まで上がり始め、地蔵崎では、ピークの落ち初めているの見て、5平方ｍのセールを担いでジェムへ。10時に着いたときは、ガスティーで、その時出でいたのは1艇だったが、北と南からのブローは強烈と興奮して話す人達が数人。
　5.0平方ｍをセットして、11時出艇、この頃に、ブローも落ち着きはじめ、ジャストで一時間ぐらい続いたが、冬の西高東低と違い寒冷前線通過後の西はすぐに落ち始める。12時頃には5.0平方ｍで、たまに走るぐらいに。また上がるかと期待して海上待機したが、風は落ち着き始めたので、みんな6平方台のセールに張り直した。この後、このセールで、3時頃までは、久しぶりに週末の西風を楽しんだ。4時頃にはかなり落ちて北のブローも入り初めた。
　さすがに最初の5平方ｍ台の時は待機してたが、昼頃からは学生達も7.5平方ｍで頑張ってた。
　黄砂か、水煙か、海面の山も白く煙り、傾きだした太陽は真っ白で幻想的だった。

2006年4月15日（土曜）

　気圧の谷、二玉の低気圧が通過して、一日雨。

2006年4月16日(日曜）

　二玉の低気圧のうち、北の低気圧の前線の雨が夜中の2時頃に降り、その後、曇で、朝9時頃から晴れて、西で吹き始め、なぜか午後3-4時が一番吹く予報。朝起きると、まだ雲は残るが、西の空は明るく雲が切れれば吹き出しそうな感じ。10時半にジェム到着、雲は切れたがまだ吹き出していない。6.7平方ｍをセットしていると、11時頃から西で、吹き始め、11時半に出艇。風は軽く、すこしアンダーながら、1時間ぐらい乗り続けた。1時頃からは雲が拡がりはじめ落ち始めた。予報を信じて再度吹くことを期待してみんな待つが、4時になっても吹いて来ない。まあ、午前中十分乗ったしと上がった。
　ところが、というか、予報通りというか、4時から吹き始め、5時過ぎまで、朝より良い西が吹いた。道具を片づけ、シャワーを浴びた後、最後まで我慢して、良い風つかんだメンバー達の写真を撮った。

2006年4月20日（木曜）

　今年は、太平洋の高気圧が強まるのがちょっと遅いのか、大陸からの高気圧がしっかりしてるのか、雨が降った後、西高東低になって良い風が吹く。木曜は雨上がりの後最高の一日だったみたいです。一平さんの書き込みを転載しておきます。
　「サイッコーでしたよ。仕事は風邪で休みましょう。１１：３０頃からは４ｍ２台前半で安定、４．７ｍ２は終日きつかった。１５：００前、ブローの前一瞬北西で帰れず。赤灯前に逃げ込んだときは、砂飛びで赤灯がかすんでました。ここで終了しました。水温は低いが（やっと１２度程度）終日ピーカンで助かりました。」reported by 一平

2006年4月30日（日曜）

　24日月曜も土日の気圧の谷の通過の後、西高東低になって吹いた。でもこの天気の繰り返しもそろそろ終わりみたいで、太平洋の高気圧が強くなり始め沖縄付近には梅雨前線も出来はじめた。（例年、梅雨前線が出来ても、観光上配慮から、沖縄の梅雨入りが宣言されるのは、ＧＷが終わってから）
　日本海に弱い低気圧が出来て、南の移動性高気圧からの南風が吹き、日中は気温が上がれば、浜風もあいまって南西でやや強くが吹くかもという予報。
10時過ぎに須磨へ。浜に上げられた海苔網からは、一年ぶりの磯の匂い。ジェムに着くと、浜にはスクール艇が用意されていて、いよいよ南風の季節を感じる。およそ吹きそうに無く、一応7.8平方ｍと170ＬのBiCのボードを浜に出して、南西の方向にブローラインを待つ。昼頃ちょっと気配あったが、それも短く、その後は微風になり、ＧＷだし、のんびりすのも良いかと3Ｆのテラスでうたた寝。2時過ぎ、ちょっと涼しい風で目を覚まし、散歩の積もりで出艇。例年通り、海上からみる新緑に覆われた須磨の山が綺麗。
　海苔網（今年は水温が低いせいか、ジェム前の3枚の海苔網の枠は残っています。）の手前はのんびり散歩する程度だが、海苔網向こうのフォーミュラーは走り初めている。散歩を沖まで伸ばす積もりで、海苔網の間を抜けて、山が遠く見えるところまで出てゆくと、7.8のセットでも何とか走り初めた。冬と違い長いレグを楽しむことができました。