Pasapa 10years Memory
10年間のごちそう様
     
10年間のおいしい料理のまとめ
 感動した味や、奇麗な料理に独断で★をつけてみた。
 西宮に引っ越して、夙川で見つけたビストロ、パザパ。豪華な食材は使わず、気軽にランチや、夕食のフランス料理をお得に楽しめる。フランスのビストロの定食の「前菜とメインの2皿か、デザートを加えた3皿」のスタイルに近く、さらに小さいスープと飲み物も付くランチコースをお目当てに、10年間夙川までランチ散歩を続けた。
 水のソースで有名なブルゴーニュのシェフ、ベルナールロワゾーの系譜に近い料理。ソースは、バターを使わず、彩やかな色の野菜のペースト、ピュレや、魚介の出汁を使い、あっさりとした料理に仕上げる。本格的なフレンチの技術を持つ小柳シェフが、定食のランチにも手を抜かず、付け合わせの野菜や煮込みにいたるまで、それぞれ違った調理と味付けで、変化を付けたお皿を作る。
 季節の旬の野菜や魚、気候に合わせて、月ごとに、前菜もメインの魚と肉もメニューが替わる。夙川の店は2022年12月で終わって、5月から、王子公園の市場の中の新しい店に替わった。10年間のごちそう様を思い出して、パザパのお皿の写真を集めてみた。まとめてみると、よくこれだけ色々なレシピを考えたものだ。この料理もあったと思い出し、ちょっと感動で、美味しさがよみがえって来る。  
2014年2月2日(日曜) ★★
 今週は用事があって関西に。土曜に仕事をすませて、日曜日はのんびり起きて、夙川まで散歩。月替わりのランチメニューを楽しみにパサパへ。ディナーはもっとおいしいのだろうが、のんびりとしたランチの雰囲気がくつろぐ。白菜のスープ、わずかにソースを効かせて、ベーコンをクルトンに。メインは嫁と分け合って、ドライトマトを効かした豚の角煮と小松菜のパスタ。へだいのポアレ、芽キャベツを添えて。お行儀悪いが、前菜の写真を撮らせてもらった。

ランチとは思えない前菜
玉ねぎのプリン。
微妙な甘さは玉ねぎそのものか?
バルサミコ?かすかな酸味のアクセントを効かして

隠れているが、エピのポアレ?
ジャガイモのパンケーキに載せて
アボガドソース
ラディッシュソースで飾って。

2014年5月2日(金曜)
 5月連休の合間、ウイークデーのパサパをのんびりするつもりだったが、上品なおあばさんたちのランチで結構にぎわっていた。

ランチでもフレンチは
盛りつけなければという
シェフの気持ちがうれしい。

2014年7月12日(土曜) 

 予報ははっきりせず、7月の新メニューのメールがあったので、のんびパサパランチに

ヤリイカの前菜。イカスミのソースの上に、
タルタル、いちじくジャムとともに飾って。

旬のスープ。トウモロコシのポタージュ、
カマンベールの泡ソース。ココアのアクセント。
2014年9月7日(日曜) ★
 まあ、焦ることなく、土曜日は、昼からスパークリングワインをあけて、一日かけて風のない週末を楽しんだ。
 日曜日、二日続けて飲み続けるのも身体に悪く、のんびり散歩に出た。秋のランチメニューに変わったパサパに。食後は、夙川の木陰を散歩して、香櫨園から阪神に乗って、久しぶりにララポへ買い物に。ガーデンズからなくなったlevisがオープンしていた。

サーモンの刺身を蕪ソースで。
このみで、あま塩や、蕪の葉のソースで
添えたいくらは、蕪のピクルスとともに。

今日の感激は、パン粉をつけた魚でエピを巻いて
セロリのピュレが絶妙!
お好みでオリーブやアンチョビのソースを加えて
豚のマーブル、バルサミコ
オーブンした小野菜

2015年4月4日(土曜)
 期待できそうにない。こんな春の休日は、夙川からランチと花見散歩。

春の色の前菜
サーモンといくらの花色に
豆の緑
グリーンピースのソース

スープは春キャベツとたけのこ

真鯛のポアレ、泡ソース
三色のソース
アスパラと春の山菜

ランチでこれだけの
ソースと盛りつけにこだわる
夙川パサパのシェフに感謝

2015年6月14日(日曜)
 パサパから、「そろそろ」とのメールも来たし、曇り空でそれほど暑くなく歩けそう感じでランチに。散歩の後のビールがおいしい。ソース、デザートもすべて、初夏の素材が感じられる手の込んだ調理。手数をかけて申し訳ないが、「いつも二人で」、違う皿を頼んで、フリアンドのバケットでソースも残さず、両方の味を楽しむ。

いわし、さわら、鰹の前菜。
バーニャ・カウダとバルサミコソース

季節の合わせ、酸味とクリーム、トマトのスープ

サーモンといくらのパスタ。

魚は、パプリカのソース

アメリカ牛のはらみ。コーンソースとマデラー

ブランベリーのアイス
こったソースがおいしかった。

コーヒーを飲むころには
幸せな気分になれる。

2015年8月15日(土曜) ★
 8月の新メニューの案内メールも来ていたので、影を探しながら、夙川まで散歩してパサパ。素材の味の想像力と、細かい仕事に感動する。

いつもは、ランチについてるコップビールだが
今日は、歩いた熱をさまそうと
グラスのビールで、

レタスのスープは夏のカレー風味で
パスタは、ガスパチョとトマト風味の海鮮


前菜は、ハモにいくら、サーモンのパイ重ね
アボガドソース、リンゴと野菜を挟んで

ポーク。バルサミコとマスタードのソース
夏野菜をカボチャのソースで飾って。

魚にはオリーブのソース
オニオンと甘酸っぱいベースに

ココナツのアイスをパイナップルのソースで。
ミントのシャーベットをアクセントに。
2015年9月20日(日曜) ★
 今日はのんびり、秋メニューの案内メールも来ていたので、夙川まで散歩してパサパ。バターと油を使わないフレンチが、夏に疲れたおなかにちょうど良い。

新じゃがボテトのカップケーキに載せて
蒸し鶏を芥子とチーズのソースで、
手作りのいちじくジャム

サツマイモのスープ、はす芋を浮かべて

真鯛をハムとボテトとともにレタスで包んで、
カボチャの泡のソースで、
季節の野菜とともに
パプリカのソースをアクセントに。

2015年10月17日(土曜)
 ウインドはお休みして、秋のメニューのパザパへ

軽く薫製のひらあじには、
少し甘いビーツのソースとバーニャ・カウダ

銀杏ときのこ、季節で飾った魚はヨーグルトソースで
リンゴと里芋を添えて。
2015年12月19日(土曜)
 のんびりと夙川ランチ

料理には色んな
アイデアがあるもんだ
冬の旬の素材で、どう季節をあらわすか

魚に菊菜のソース
濃い緑と白のコントラストに赤のポイント

2016年2月21日(日曜)
 のんびりと、夙川ランチ。

ホタテと赤エビ、
パプリカとオレンジの色ソース

魚はポッシエ蒸して、魚介のソース、
新ごぼうと豆の色ソース

2016年4月17日(日曜)
 のんびりと夙川ランチ散歩。

今日のパサパランチの感動は、

豪快なパティシエがつくる
繊細な盛りつけのデザート
ムースとチョコ

2016年5月28日(曜)
 木曜から調子のおかしい、足はまだ、ちょっと痛いが、のんびり夙川までランチ散歩

季節の鰹のたたきの前菜は、
なすのソースで飾って。

春キャベツのスープー桜江エビで飾り、
煮込んだ筍をクルトン風に

ベーコン巻きの、へ鯛と春野菜
ベーコンと、豆の緑のソースで描いて

☆しょうがと蜂蜜のケーキ、
 メレンゲを崩して、レモン風味で、

2016年7月9日(土曜)
 天気が悪く、曇り空、今日なら暑くてもなんとか夙川まで歩けるかも知れない。晴れないこと、雨も降らないのを祈って、ランチ散歩。



ポーチドエッグとカルパッチョにくずして
生ハムのパスタ、いちじくソース
いさきの2種の調理法で
クスクス衣のフリット
クレソンのクーリと白ワインソース





2016年8月15日(月曜)
 7月21日の新メニューのメールを見逃していて、そろそろいかが?のメールのもらったので 、今日は、雲もあり日射しもわずかなら弱めで、阪急の高架の日陰をつたって、お盆で、シャッターの閉まった高架下商店街をみながら、なんとか、夙川までランチ散歩。
 夏野菜を味わうメニュー。パスタは鮭とアスパラ、玉ねぎのソース。トマトの冷静スープは、なまチーズをクルトンにバジルをアクセントに。豚フィレのローストはパリパリに、煮込みは柔らかく。

炙ったマグロ、アーモンドのソース。
パプリカと木いちごのソース。

魚を、夏野菜、なす、ズッキーニ、パプリカと。
なすのチップスに、ペーストを
彩りと酸味に、レモンとしょうがのソースで描いて
2016年9月25日(日曜)
 そろそろ夙川までの散歩が楽しめる気候に。

 前菜は手作りハム、ビート





2016年11月20日(日曜)
 晩秋をのんびり、パサパランチ、メニューはデザートが代わっていた。



春の喧噪は夢のよう。
紅葉のさくらも奇麗。
2016年12月30日(金曜)
 年賀はがきを出してしまえば、マンションで、掃除するところが、それほどある訳ではなく、年末といってもすることはない。。パサパはランチまでは、営業してるみたいで、天気も良くあたたかなので、一年分の「ごちそうさま」のご挨拶に夙川まで散歩ランチ。
 シェフ曰く、「30日だし、開けようか考えたが、来てくれたのは、みんな常連で、開けてよかった」と満足気だった。


2017年2月12日(日曜)
 暖かい日曜日は、パサパ散歩




2017年3月18日(土曜)
 誕生月で、シャンパンをプレゼントというのに誘われてパサパに。

ホタルイカとホタテの前菜
魚はスープ仕立て
春を感じるイチゴのデザート



2017年5月3日(水曜、憲法記念日)
 5月連休中、特別お出かけの予定もないし、パサパランチに。夙川まで散歩すると、ビールがおいしい。

 前菜はカルパッチョ。
緑のソースはなんだったか?
季節がら、そらまめか?


旬のししとう。パプリカ、オリーブのソース


2017年5月6日(土曜)
 5月連休。特別お出かけの予定もないし、旅行にいったつもりで、夕食をパサパに。

 ランチとは違う感じの前菜盛り合わせ
色んな味が楽しめる。


アックアパッツアはアニス酒味

牛肉は、ほろほろ煮

パエリアもどこかフレンチ

ブリュレもアイスを飾って。
2017年5月21日(日曜)
 新メニューの連絡があって、今月3回目のパサパ。

 手作りハム
サワークリーム
いちじくのソース




スープ風仕立の魚介の盛り合わせ




2017年6月11日(日曜)
 運動の翌日は、パサパランチ

前菜は、エビとパプリカのソース
魚な夏野菜と供に





2017年9月24日(日曜)
 パザパランチ


チェルシーを思いだす焦がしバターのソース
ケッバーをアクセントに。
2017年11月12日(日曜)
 パザパランチ、初冬メニュー


2018年1月2日(火曜)
 今年は、年末にランチにいけず、おせちも準備しなかったので、2日からお店を開けているパザパのシェフに、新年のご挨拶に。少しおせちをイメージしたコース。鴨はワインソース、ジャガイモの餅、蕪のソースを添えて。リンゴのタルト、キャラメルのソース

さわらの低温調理
お正月で、ホタテ、えび、冬野菜と供に

へだい 蕪と葉のソース
  おせちぽく、なます風の蕪の酸味で
2018年2月25日(日曜)
 あたたかそうだし、そろそろ、早春の新メニューかなと、期待してパザパへランチ散歩。

若い子にメイン料理の調理はまかせて
シェフ渾身の前菜は、低温調理のサーモン


高知県産へだいのポワレ。
菜の花のソテーと甲殻類のソース。
ブロッコリーのピュレ

2018年4月2日(火曜)
 今年は開花が早く、散る前に、夙川まで、お花見散歩。桜満開の体育館、広田神社、水道局、夙川を散歩して、pasapaへ。ポタージュは新ごぼう。デザートはイチゴのシュークリーム

広田神社は、コバナミツバツツジも満開

魚は、筍のソース
2018年4月23日(月曜)
 明日からは雨模様で、散歩が気持ち良い天気の内にパサパにランチ。花見の喧噪がうそのような、のんびりした夙川の新緑の木陰を散歩した。スープは、酸味を効かした新ジャガイモのポタージュ。エビのマリネを具に、春豆のビュレで飾って。デザートはイチゴとココナツのクリームのタルト。
 フリアントをのぞいてみたが、フランボワーズタルトは売り切れだった。 

前菜は、かすかにスモークした鰹のたたき
なすのソースとクレソンと一緒に

魚は、桜エビを載せて、
クリームを効かしてアメリケーヌソース風に。
春キャベツのソースで、
2018年5月16日(水曜)
 旅行の旅館は、日本料理と魚が多かったので、洋風の料理を食べたくなり、パザパにランチ散歩。
 パスタは、シラスと春キャベツのソース からすみの香り。コーンスープは、ヤングコーンのマリネとモッツァレラチーズをクルトンに、おくらの彩り。ふわふわの豚ロースのピカタは、粒マスタードのソースで。

前菜は、天使のエビを軽く炙って、
ぱりぱりに揚げた頭とともに。
人参のクリーム和え、とびっこの食感を加えて、
パプリカソースと、ミニトマトで飾って。

へだいは、なすと、ズッキーニのピュレに載せて
白ワインソースで。
そら豆のソースとドライトマトの彩り
2018年6月6日(水曜)
 雨だったが、午前中に用事をすませて、パサパにランチに。ランチメニューは、変わっていなかったので、初めてハンバーグランチを食べてみた。

好き嫌いはあるかもしれないが、
スパイスたっぷり
肉汁がしたたるというのでなく、

ミートローフのような、
お腹にやさしいハンバーグ

2018年6月21日(木曜)
 そろそろかなと、お腹をすかせて待っていた夏の新メニューの連絡がパサパからあって、雨もふらず、涼しそうなので、急遽夙川ランチに。スープは、トマトのポタージュ、貝柱と、じゅんさい。するめいかとアサツキ、アンチョビとニンニクのソースのパスタ。キャラメルのムース。
 季節と素材、新しい調理方に合わせて、ソースと新メニューを考える。中途半端な経験と努力では続けるのは簡単ではないだろう。料理が好きだからできるのかも知れない。
 フリアンドでも、いつもは売り切れで買えない、ケーキのような、フランボワーズのタルトも買えた。

手作りハムと夏野菜の前菜
彩りは、マンゴーのソース、
サワークリームをアクセントに。


お寿司のガリのイメージ
甘酸っぱい新しょうがのソース、
赤紫蘇のジュレの彩り

これは定番 仔牛のベーコン巻きロースト
マスタードソース
ジャガイモの団子
2018年10月14日(土曜)
 夏の間、ずっと暑くて、散歩ランチに行けなかった。気持ちのよい気候の中、久しぶりにパサパまで散歩。
 秋のメニューは、前菜はへだいのカルパッチョ、梨と柿を添えて。ごぼうのポタージュ。魚介のパスタ。お肉には、レンコンとキノコをソテーしたソースを載せて。荒くつぶしたマッシュポテトは軽く炙って。きのこと山芋のソテーを添えて。
 

魚は蕪のソースで、

蕪の煮込みの軸に
揚げたレンコンの傘を載せて
秋の、きのこ風に飾って。
銀杏が転がる感じ。

2018年12月9日(日曜) ★★
 今日の前菜は、低温調理の鳥とジャガイモのパンケーキを玉ねぎのジャムとサワークリームで。スープは、ブロッコリーと豆乳。
 


肉料理は、豚肉のコンフィをリンゴと供に。
黒ニンニクのニョッキ

2019年1月30日(水曜)
 西宮のおいしい店を紹介した本が出版されて、スタンプを押してもらえるようだ。メニューも変わったパザパにランチ。カボチャのスープは、キノコのうまみを合わせて。パスタは、サーポンとポテトのジュレ。ポテトチップといくらと供に。  
 
前菜は天使のエビとするめいかのマリネ
ごぼうとオレンジのソース
黒いのは、イカスミのクスクスか?

へだいは、ムール貝とともに、
ブイヤベース風に。
バターかチーズ風味の雑穀のリゾットが
ブイヤベースのスープでおいしい


2019年2月22日(金曜) ★
 連絡のあった春の新メニューが、文字だけ見ても、あまりにおいしそうで、確定申告の提出に税務署に行くのを理由に、夙川までランチ散歩。
 前菜は、魚介類サラダのクレープ包みナッツのソース、グリーンマスタード。カリフラワーのポタージュは、芽キャベツ、モッツアレラ、ベーコンをカレー風味。豚肩ロースのローストは黒ニンニクのソース、ジャガイモのグラタン。
 

お魚には、ウニソース
クリームーソース
マッシュルームのソース

魚の下のピュレは、マッシュルーム?

パスタは、
ズワイ蟹とタアサイのトマトソース
甲殻類の泡。


2019年3月15日(金曜)
 連日で疲れたし、後半に備え、少し休んだ方がいいだろう。春の新メニューのライン連絡もあり、今日は、のんびり夙川へランチ散歩に。前菜は、春の食材のサラダ、ホワイトとグリーンアスパラ、蛍いか、ホタテ。カボチャのスープはフルーツグラノーラをクルトンに。春キャベツと豚バラ肉のパスタ、生ハム添え。牛バラ肉の赤ワイン煮込み、トリフの香るマッシュポテト添え。
 

どのお皿も美味しいが、
やっぱり魚
魚と天使のエビのソテー
ジャガイモのピュレ
からし菜?のアクセント
焦がしバターのソースで飾って。
春野菜のフリッタ。

2019年4月12日(金曜) ★
 混雑するお花見シーズンも終わり、夙川もそろそろ、ゆっくりランチできそうかなとパサパに。昨日から、新しくなったという春の新メニュー。前菜は、豆イカとムールの大葉ジェノベーゼ、イカスミのキヌア、豆のピュレと新ごぼう。トマトのポタージュには、プチトマトのマリネ。豚足と黒ニンニクを包んだ鶏ムネ肉のチーズパン粉焼。フォアグラを使ったソース。  
 

魚と筍のカダイフ巻き。
アスパラのソテー。

2019年6月9日(日曜)
 そろそろ初夏のメニューでしょう。ひさしぶり、パサパの料理が食べたくなって夙川散歩。前菜は、鰹のたたき、クスクスのサラダ、焼きなすのマリネ、クレソン。人参のポタージュには、オレンジ風味のタピオカとサラミ
 

魚料理は
魚介のムースとグラノーラ
ズッキーニのピュレ、カレー風味の泡

2019年6月23日(日曜)
 梅雨入りは遅く、今日の天気なら、のんびり夙川まで散歩できそうで、ランチ散歩に。メニューも変わって、前菜は、炙った鯵のマリネとスペルト小麦のサラダ、カレーの香り。彩りのソースはビートの赤、アイオリの白。スイートコーンのポタージュには、カカオのアクセント、ヤングコーンマリネのクルトン。ソフトシェル蟹のトマトソースパスタ。

エビの魚のソテー磯の香り
野菜のバター風味

2019年9月6日(金曜) ★
 まだまだ暑いが、11時前に出発して影を探して歩けば、夙川までたどり着けた。 フリアントでパンを選んで、11時半に店が開くと同時に入った。  前菜は、低温調理の淡路鶏のカルパッチョ。オレンジ、アーモンドのソース。キャベツと豆乳の冷製スープ。とうもろこしのピュレと温泉卵のカルボナーラ風。子羊の煮込みと、わずかなカレー風味の白インゲン。
 

魚は、たっぷりのなすのペーストと
パプリカのソース
白ワインソース。
オリーブのペースト

2019年11月9日(土曜) ★★★
 食べれなかったとなると、食べたくなるもので、天気もよく、今週こそ、夙川にランチ散歩。太刀魚の素材に対する見方が変わった。
前菜は、季節のピクルスと生ハム、チーズのソース。鴨はリンゴのソース。栗のクリームのティラミス
 

旬の食材は、シェフの創作心を呼び起こす

太刀魚のグラタン。
これだけ、手の込んだ美味しい一皿が
カジュアルフレンチのランチで楽しめる。

ポテト、ほうれん草、ミルクのようなホワイトソースを
ふっくらの太刀魚で巻いて、
チーズでふたをしてオーブンで仕上げる。
赤ワインと白ワインのソースで。

2020年1月26日(日曜) ★★★
 新メニューの連絡もあり、ランチ散歩に。キャベツのポタージュ。ずわい蟹のパスタは、殻類のだしの効いたソースで。豚肩ロースはマスタードソースで。魚のコンフィは、季節の菊芋のペーストに載せて、トリフの香りの泡のソース。 

 美味しいと思ったのは、
低温調理の鶏肉のテリーヌ
三種のネギの味付けで、
バターと使ったソースではなく、
野菜の素材が、味に変化をつける。
白ネギ。甘酸っぱい、玉ねぎのジャム。

2020年3月14日(土曜) ★★
 明日は吹きそう。昼頃に雨の間に、久しぶりに、夙川までランチ散歩
 前菜は、季節もの蛍イカとホタテのパレット、エンドウ豆のソース。玉ねぎのスープ、ベーコンのクルトン。イカと菜の花のジェノベーゼのソースパスタ。鱈のカダイフ巻、ブロッコリーのソース。つけ野菜は、白ワインソース。

鶏を三種の調理で、
胸肉のロースト
手羽のコンフィ
ももは、煮込みで。

2020年4月5日(日曜)
 夙川まで、ランチ散歩。帰りは、水道局の桜は見れないが、越水を越して、広田神社を回り、こばえみつばつつじを楽しむ。
 毎週のランチ散歩で、先週は、ハンバーグだったが、今週は、春のメニューに変わった。前菜は鰆のたたきはエンドウのソース。クミンがアクセントのセロリのマリネと。パスタは、新じゃがのラグーソース。トマトスープには、えびのクルトン。鴨は蜂蜜のソース。

すずきのチーズパン粉焼
チーズに合わせて、
少し濃いめのワインソースで。

蛍イカのリゾットには、
アスパラと筍を刻んで。

2020年6月5日(金曜)
 テイクアウトもプレートランチも、ちょっとやっぱり満足できない。いよいよ、パサパの前菜とメインとデザートのランチが始まった。前菜は、サバの薫製。桜えびとキャベツのピュレのパスタと鶏肉。豚肩ロースはマスタードソース、トウモロコシの粉でやいた付け合わせが絶妙。

すずきのポアレ
パプリカソース
オリーブのフレークを散らして
付け野菜は、夏風に酸味を効かして。

2020年7月12日(日曜) ★
 梅雨の合間、前線は南に下がり曇り、涼しく、夙川までランチ散歩に。夏のメニューに変わった。暖かいトマトのポタージュ、モッツアレラ。パスタは、トウモロコシのピュレ、温度卵のカルボナーラ仕立て。魚は磯の香りのスープ仕立て。牛ロースは、ブルーチーズのアクセント。デザートのミルクのブラマンジェは、すもものコンポートと。

前菜は、淡路のハモの炙り
バーニャカウダのソース
夏の野菜。
なすのペーストが最高。

2020年8月23日(日曜) ★★★
  これだけ暑いと、海上とはいえ炎天下で運動するのは危険。散歩ランチも暑くて行けなかったが、昼前、早い時間に出て、わずかな影を探しながら、なんとか夙川まで到着。
 まだまだ暑いが、夏から秋への変化を感じる新メニュー。前菜は、カンパチと生ハム、チーズのカプレーセ風.甘いトマトと冷えた酸味のジュレ。冬瓜は、洋風ダシとスパイスでフレンチ風に。キャベツのポタージュは、ジュンサイを浮かべて和風のアクセント。鶏肉は、胸はロースト、ももはコンフィで、まるごとしっかりローストの新玉ねぎ、ほのかなトリフの香りのマッシュポテトを添えて。いちじくのタルト。  

太刀魚を夏の色合いで飾って
エンドウ豆のソース。
夏野菜としょうがが効いた泡のソース

2020年9月12日(土曜) ★
 新メニューの夙川ランチは、日曜の方がすいているのだが、明日は吹きそうで、土曜にした。
さつまいものポタージュは、かすかにショウガをきかせ、冬瓜をクルトンに見立てて。合鴨のコンフィには、トリフの香りのマッシュポテトを合わせて。

前菜は、マグロのタルタル
リンゴ、キュウリ、セロリとあわせて、
長細い直方体に。
卵の黄身とまぜて、
パプリカとバジルのソース

魚介のラビオリ。
魚、エビ、ホタテを、
ほうれん草のパスタで包んで
甲殻類の泡のソース


2020年10月26日(月曜) ★
 夙川までランチ散歩。秋の第二弾の新メニュー。前菜は、低温調理の鶏とジャガイモのパンケーキ。たまねぎのジャム。クリームチーズのソース。色んな味の組み合わせを楽しむことができる。秋の土を感じる、ごぼうのポタージュには、ベーコンとトリフの香るクルトン。秋鮭といくらの親子にジャガイモのソースパスタ。お肉は、豚肉のフィレとバラ、リンゴのソースと煮込みを合わせて。

お魚は、
こしょう鯛と有頭エビの
カボチャ、カプチーノ仕立て
かぼちやとミルクの泡のソース
ベースには、しっかりしたクリームソース。

2020年12月24日(木曜)クリスマスイブ
 例年なら、パサパのクリスマスは、ライブコンサートとコラボした特別メニューになるが、今年は自粛。代わりに、チキンとローストビーフのテイクアウト。昼に取りにいく時に、カレーと、ハッシュドビーフを食べて。夜は、ステイホームでチキンを味わった。

カリカリ、しっとりのチキン。
ローズマリーと、
かすかな、クミンの香り、

ネギのタプナードペーストと、
醤油、玉ねぎソース。

低温調理の真空パックだったので、
付け合わせの野菜を煮る間に、
そのまま、50度で湯煎して暖めた。
肉汁は、バターとマデラー酒で
ソースにした。


2020年12月27日(日曜) ★
 年末からは、数年の一度の強烈な寒波の襲来との予報。夏から続き、日本海の海水温は記録的に高く、蒸気一杯の雪雲による大雪への警戒が必要。寒波は30日からで、暖かいうちにと、今年最後のランチ散歩に。
 スペイン産栗のスープは、バルサミコとミルクの泡を合わせて。魚は、洋風おでんのような大根に載せて、カリカリベーコンのペーストで飾って。ジュというから、あっさりした魚介のソースでお正月のすましのように。合鴨胸肉のロースト。付け合わせの野菜は、それぞれ味を変えて。マッシュルームと人参は甘く、ラディッシュは酢を効かせて。

前菜は、菊芋と魚貝のマリネ。
ホタテ、イカ、魚、貝。
ゆずの香り。
青いお皿に、
カリフラワーのソースを広げて。

薄切りのカリフラワーで飾って、
華やかに、雪か、お正月のように。

2021年1月25日(月曜)
高気圧に覆われ、風もなく、晴れて3月なみの暖かさ。新メニューのお知らせもあり、絶好のランチ散歩日和。
 メインは蝦夷鹿とリンゴのパイ包み。キノコアラクレーム。蕪のスープは、クミンの香り。

前菜は、春を感じる菜園。
鰆のたたきを薄く切って並べた上に。
タラの芽のフライ、菜種、エンドウ。
春菊のピュレ。
大根のキャラメリーゼ。

2021年3月24日(水曜) ★
 暖かい南風と快晴の日射し、5月並みの陽気で、先週に続き絶好のランチ散歩日和。春の新メニュー。前菜は鰹と酸味を効かしたなすび、オリーブソース、白いツナのソースで彩って。春キャベツのポタージュ、ポトフのような軽さに、微かなクミンのこりこりベーコン。菜の花をジェノベーゼ風に使ったパスタ。

胸肉のローストには、
マッシュポテトとフォアグラ。
鶏肉版ロッシーニみたい。

シェフに聞いてみると、
しっとり火が通る(ミキュイ)ように、
胸肉の大きさと形を整えて
ローストするそうだ。
フランス料理の技巧



魚には、アスパラと蕪。
春の磯を感じるウニのソース

2021年4月23日(金曜) ★
 新メニューを目当てに、ランチ散歩。前菜はサーモンのマリネ。薫製オイルで。そら豆のピュレで飾って。新じゃがのポタージュ。トリフの香り。ほろほろ鳥のコンフィ。

魚はカダイフ巻き。
たけのこ、そらまめを添えて。

2021年5月14日(金曜) ★★
 新メニューになった。緊急事態宣言で、残念ながらランチのコップワインも選べない。いままでも、食べるのに専念しているが。各皿の間も、マスクしてランチ。
低温調理の生ハム、香ばしいアーモンドのペースト。人参のポタージュ。三元豚ロースのロースト。青ネギのピュレ。マスタードソース。スルメイカとズッキーニのトマトソースパスタ。イカスミのアクセント。

桜えびと春キャベツのソース。
皮目のパリパリ感が美味しそう。
菜の緑の光沢に
なんとも5月を感じる

2021年6月18日(金曜) ★
 ワクチン接種まで、もうしばらくは、ランチ散歩で。
前菜は淡路のハモのワイン引き、トマトソースで、なすのペーストとともに。パプリカソースで色と味のアクセント。コーンのスープにはカカオクラブンルのアクセント。カボチャとごろごろ挽肉、ドライトマトのパスタ。小松菜をアクセントに。トリフの香り。魚は、ズッキーニのピュレとクスクス。わずかなカレー風味の白ワインソース。グレープフルーツのゼリーとアイス。

豚ロースのローストとバラ肉のコンフィ
新ショウガのソース。
あっさりしたロースに、濃厚なバラ肉を合わせて
豚肉版ロッシーニ見たいな味わい。

2021年7月30日(金曜) ★
 頑張ってるパサパから、新しいランチメニューのお知らせ。トマトの冷製スープは、ヨーグルトと小柱をクルトンに、じゅんさいを飾って。お肉は、オーストラリア産牛ロース。赤ワインソース。奇麗に形を揃えたロース肉を外はこんがり、中はジューシーに絶妙の焼き加減。 

前菜はメバチマグロのタルタル。
セロリ、リンゴ、ズッキーニを刻んで。
温度卵のせ。
聞くと、わずかにオイスターソースを効かした醤油ソース。
緑が奇麗なズッキーニのピュレ。

2021年8月20日(金曜)
 夏休みを兼ねて、お休みだったパサパがランチの営業を始めた。パスタは、人参のピュレと豚肉。パストラミのサラダ添え。 

お魚、イカ、貝を
バータフィロ(お菓子に使う薄い生地)で包んで。
白ワインソースとバジルソース

シェフに聞いてみると、
生地が薄くて、つぶれるので、
包んだものを仕込み出来ないが、
こんな時だからこそ、オーダ後に、巻いて
パリット仕上げるのに挑戦したそうだ。

2021年9月19日(金曜)
 台風14号の影響で、一日弱い雨の予報だが、秋のメニューの連絡もあり、傘をさして、夙川までランチ散歩に。
 前菜は、軽い薫製のさわら。炙りとは違う微かな香りが魚を引き立てる。人参とビーツのピュレで飾って。濃厚なマッシュルームのポタージュ、ほのかなトリフの香り。こりこりベーコンのクルトン。鮭とさつまいものパスタ。 鶏肉2種の味わい。もものコンフィにはしっかりしたニンニクソース。むねは、絶妙な焼加減のローストに、あっさりめの白ワインソース。
 北野ホテルとフランスで修行し、芦屋イグレックの料理長もつとめたシェフの料理は、ベルナールロワーズのバターを使わないフランス料理の系譜を引く。バターのソースではなく、フォン(お出汁)と野菜の素材を活かしたピュレで味を付け、皿を飾る。身体にも、心にも健康なフレンチ。

なすのガルニとズッキーニを載せて
鯛のオーブン焼き。

パプリカとズッキーニのピュレ。
酸味を効かした野菜をアクセントに

季節の変化を感じながら、
幸福なランチの時間を楽しむ。

2021年10月15日(金曜)
 秋第2弾のランチメニューのライン通知があり、夙川までランチ散歩。ごぼうのポタージュ、トリフの香り。煮込んだごぼうをクルトン風に。魚は、さつまいもと白ネギのソースで。おいもとネギの甘みが優しく秋を感じる。三元豚のロースト。付け野菜は、あま、酸っぱい味付けで。いちじくのコンポは、シナモン他のスパイスで。

前菜は鯖のマリネ。
軽く味付けした鯖は、
トマトソースの酸味で
キュウリとゴーヤのピクルスと
水菜と供に、
ビーツのペーストで赤のポイント。

2021年11月24日(水曜) ★
 天気も良いしランチ散歩。幸運にも、今日から冬のメニューに。キャベツのポタージュ、カレー風味、微かなカレー風味が懐かしさを引き起こす。アオリイカとほうれん草のトマトソースパスタ。鴨モモ肉とリンゴのパイ包み焼、鴨のコンフィと甘く煮たリンゴ、ガルニのジャガイモを一緒に包んで。オレンジソースじゃない甘酸っぱいソース。

前菜は赤海老とホタテの柚子風味のマリネ
雪のクリスマスとお正月をイメージして。
華やいだ飾りの海老の殻は、カリカリ。
カリフラワーは雪のようなピュレに。
トレビスの紫が、クリスマスやお正月の雰囲気を。
優しい味に、苦みをアクセントに。

2022年1月5日(水曜)
 新春、新メニューのお知らせがあり、夙川までランチ散歩に。前菜は、鶏ムネの低温調理と、鶏モモのテリーヌ。クリームチーズソース。テリーヌには、粒からしの酸味。鶏ムネはオレンジとシナモンの香り。赤かぶで飾って。サツマイモのスープ、ショウガの香り。オーストラリア牛のロースト、赤ワインソース。

すずきの香草パン粉焼
野菜のピュレとコンソメ

2022年2月14日(月曜)
 2月の新メニュー。前菜はフランス産肩ロースのローストポーク。アスパラと菜の花、クレソンのサラダ。卵だろうか、黄色く彩りを散らして。紫株の彩り。ごぼうと挽肉のポタージュ。蟹身と菜の花のトマト風味のパスタ。魚は、皮目パリパリ焼き、カボチャのピュレ、磯の香のジュ。

合鴨ムネ肉のロースト。
タルティーヌ仕立て。
見かけはよくないが、
崩してマッシュルームのペーストを塗った
パイが見えるように撮った写真
パイ包みのように、バターの風味を味わう。
リンゴのローストや、ピクルスを一緒に
味の変化を楽しむ。

2022年3月11日(金曜)
 高気圧に広く覆われ、のんびり暖かい。新メニューは、まだだろうと思いながら、夙川までランチ散歩。春の新メニューは、新玉ねぎのポタージュ、香ばしい桜えび。蕪のピュレ春野菜のパスタ、アンチョビ風味。魚は、アスパラと筍、押し麦のアルデンテがアクセントの春野菜のリゾットに載せて、うにのソース、白ワインソース、ボッタルガのフレークで彩色に味わう。鶏ムネのローストはマスタードソースと、鶏モモの煮込み。くすくすとトリフの香りのマッシュポテトを添えて

前菜は旬の魚介と菜の花
牡蠣のアヒージョ。アサリ、蛍イカ
貝柱はとびっこで飾って
鰹は、酸味の野菜のラビゴットソースで
菜の花の苦みがアクセントに。
オリーブのピュレ

2022年4月4日(月曜)
 メニューが変わった。牡蠣がそろそろ小さいのか?新しい素材が入ったのか?花見と運動を兼ねて、広田神社のコバナミツバツツジの丘を登って、ニテコ池の桜を下って寿町まで。
 春キャベツのポタージュ、ほのかなカレー風味。魚は、イサキのぱりぱり焼き、天使の海老は頭からかじって。ホタテは飛びっこで飾って。蕪のスープは、ボッタルガでアクセントを付けて。カリカリ焼いたチーズを会わせて。ドライトマトの彩り。豚肩ロースのロースト、マスタードソース。新玉のオーブン焼き。

絵のような前菜。
酸味を押さえたサーモンのマリネの
鮮やかなオレンジ色
春豆のソースの緑。
クレソンのサラダには、
こりこり旨味のフレーク
アニスが効いた筍のピクルスの酸味。

2022年5月1日(日曜)
 金曜日からメニューが変わって、連休中の楽しみが出来た。
 前菜は、豆イカとムールの大葉ジェノベーゼとイカ墨のキヌア、松の実、豆のピュレ、ボッタルガのフレーク、イカにキヌアと松の実を合わせるとなんとも美味しい。 トウモロコシのスープ。鶏ももとパプリカトマトソースのパスタ。アンガスビーフハラミのソテー

ずずきのパータフィロ包み焼き
トマトの酸味とハムを包んで、
カボチャのピュレに載せて。
かすかなカレー風味のヴァンブランソース
甘酸っぱいバルサミコで色を絞めて。

2022年6月1日(水曜) ★
 5月末にランチメニューが変わった。6月もランチだけにならないのを祈ろう。
 前菜は、マグロのグリル(たたきみたいの)、なすのペースト。パプリカと玉ねぎのいため、パプリカのペーストでオレンジ色に飾って、ミント風味の柑橘ソース、サラダに入ってるミントも微妙なアクセントに、ごまの効いたせんべいで変化を味わう。普通のマグロのグリルながら、いろんな味と素材が添えられていて、結局毎週4回食べたが、毎回新たな感動があった。
 ブロッコリーのスープ。スルメイカと野菜のソースのパスタ、チンゲンサイとパクチーの香り。豚肩ロースのコンフィ、インゲン前の煮込みは、カスレ風にトマトを効かして、いつものレモンの効いた人参のグラッセ。

磯の香の魚のジュの海に
じゃがいもの島を作り
本日の魚とホタテとムール貝のローストを
浮かべて
流れ着いたラディッシュのピクルス

2022年7月7日(木曜)
 今日はランチ散歩に。11時前に出て、阪急電車の高架の細い陰をつたって、寿町まで。昼前でも既に、30度は越えていて、陰でも汗が止まらない。
 7月の新メニュー。前菜は、鶏ももの低温調理。ドレッシングや、付け合わせのヤングコーンのピクルスは、ほのかな香りがなんと言えず、トリフの微かな香りのポテトサラダと。スープはレタスの冷製、レタスを刻んで、じゅんさいと。パスタは冬瓜のほのかなスパイスの煮込みと酸味の効いたトマトのマリネ、パプリカピュレ、生ハムサラダ添え、それぞれも美味しいが、混ぜてパスタと食べると、味の変化がなんとも言えない。魚の皮目パリパリ焼き、なすのペーストは、あえて魚の下には敷かず、マッシュ風に、揚げなすと供に添えて。微かに皿全体を覆うカレー風味のヴァンプランソース。ラディッシュのピクルスのアクセント

メニュが変わるまで、
何回かランチに通うのだが、
13日は、シェフの誕生日かなにかだろうか、
前菜前のアミューズがサービスされた。

可愛いコーンに盛った。
サーモンのタルタル。



仔羊と白インゲンの軽い煮込み。
ほろほろで、しっかり味の煮込み。
酸味の効いた人参グラッセ
ドライトマト

カルカソンヌのカスレ風かと聞くと
季節がら、定番の蕪とではないが、
ナバランという仔羊の家庭のトマト煮込みを
フォンドボーで煮込んでアレンジ。

2022年8月12日(金曜)
 どこも暑い。海も暑いし、ランチ散歩の方が楽かも。新メニューのライン通知では、前菜は、「ハモとサーモンの焼きたてパイのミルフィーユ、アボガドソース」となっていたので、ハモは、白ワイン蒸しみたいのを想像していたが、揚げたてのベーニュで、ふんわり感がなんとも美味しい。トウモロコシの冷製スープには、カカオをクルトンに。挽肉を使ったキーマカレーのパスタ。鶏もも肉のグリル、バルサミコのディアブルソース。

魚は、
カレー風味の白ワインソースの人参に載せて。
緑鮮やか、ズッキーニのピュレ、
夏野菜のグラタン添えは、パプリカのピュレで、
野菜のマリネの酸味、
イタリアンパセリのアクセント。

2022年9月9日(金曜) ★
 まだまだ暑いが、ランチは、秋の新メニュー、前菜は、軽いマリネの鯖を、ほのかなカレー風味のクスクスと。ビートのピュレは微かな酸味、カボチャのピュレ。付け合わせの冬瓜は薄味で煮込んで、レンコンは酸味で。キノコのスープ、トリフの香り。挽肉とごぼうのピュレのパスタ、生ハムのサラダ添え。豚ロースをチーズとポテトとパイ包み焼き、インゲ豆と小豆のカスレ風ソース。


じっくり火入れの魚に、
雲丹の泡のソース。
ほうれん草のピュレで飾って。

2022年10月7日(金曜)
 10月の新メニュー。前菜は魚介のサラダ、軽いバジルの効いたグリーンマスタードのドレッシング。トウモロコシのポタージュ、バルサミコの香り。お魚は、パリパリ焼き、キノコとサツマイモの取り合わせ。

鴨胸肉のロースト
レンズ豆の煮込みと、
ポテトのグラタンと合わせて、
変化を楽しむ。

2022年11月11日(金曜)
 11月の新メニュー。前菜は、軽く炙った鰤と生ハムのペースト。柿と水菜のサラダ。キャベツのポタージュ、押し麦クルトン。豚肩ロースのグリル、バルサミコソース。タルトタタンにアイス。

魚介類のブイヤベース仕立て。
潰しポテトに載せて。
海老、魚、ムール、ほたて、イカ

2022年12月21日(水曜) ★★
 西宮に引っ越して、夙川で見つけたビストロ、パザパ。豪華な食材は使わず、気軽にランチや、夕食のフランス料理をお得に楽しめる。フランスのビストロの定食の「前菜とメインの2皿か、デザートを加えた3皿」のスタイルに近く、さらに小さいスープと飲み物も付くランチコースをお目当てに、10年間夙川までランチ散歩を続けた。
 水のソースで有名なブルゴーニュのシェフ、ベルナールロワゾーの系譜に近い料理。ソースは、バターを使わず、彩やかな色の野菜のペースト、ピュレや、魚介の出汁を使い、あっさりとした料理に仕上げる。本格的なフレンチの技術を持つシェフが、定食のランチにも手を抜かず、付け合わせの野菜や煮込みにいたるまで、それぞれ違った調理と味付けで、変化を付けたお皿を作る。
 前菜は、カダイフ衣巻きの海老フライ、とびっこの食感を楽しむ。付け合わせの玉ねぎのプリンを合わせても美味しい。カボチャのポタージュ、挽肉とキャベツ。トウモロコシのピュレと、とろとろ煮豚のパスタ。

お魚は、サツマイモのピュレ、
酸っぱいタピオカソース

鶏ムネのしっとりロースト
手羽元のスパイしー焼き
トリフの香るマッシュポテト

10年間ごちそう様でした。


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