Trip Austria Oesterreich 2018 Sep.
退職後最初の旅行はヴィーンへ
 
2018年9月24日(月曜) ヴィーンWien
 ウインドには関係ないが、たまには、違う写真があってもいいか。10月3日までのオーストリア旅行の記録を。
 関空発着の便は、台風21号の高潮被害で一時は、名古屋発着に切り替えらていたが、20日から正常に戻り、無事に、関空からのフィンエアーで、ヘルシンキ経由Wienへ。
 観光の予定の都合もあり、頑張ってヨーロッパの天気図を探して天気予報をみていた。気温は北海道と同ぐらいというが、Wien到着の日は、寒冷前線の通過後で一気に寒くなり、最高気温は15度ほどで、北風が吹いていた。
 

国立オペラ座は、赤字対策に
オペラやバレイの観客の裾野を広げようという試みで、
夏の期間、大画面をもうけて、無料でライブを中継。
到着した夜も、バレエのライブが見れてちょっと感激。
寒いなか、多くの人が観ていた。

2018年9月25日(火曜) ザルツブルグSalzburg
 旅行の最初の二日間はSalzburgに移動して観光。300km程、2時間半の電車の旅だが、国鉄OBBに対抗して、線路は同じだが、WestBahnという格安私鉄があって、その日は、特別売り出し中で、平日60歳以上割りで、片道18ユーロだった。
 Salzburgには、40年前、大学生の時の一人旅で、来たことがあるはずだが、記憶もなくなっているのだが、駅前も再開発されてまったく違う印象だった。
 

昼過ぎに到着
荷物を駅前のホテルに預けて旧市街まで散歩

サウンドオブミュージックのドレミの歌のシーンに
使われたMirabell庭園

Mozartの生家、住居を見学。

早い夕食は、Strenbrauビアレストラン
グラーシュとローストチキンGrillHuhn

2018年9月26日(水曜) ザルツブルグSalzburg
 二日目は、城塞や、大司教の宮殿の博物館を見学。Salzburgは岩塩の取引で繁栄し、大司教が領主を兼ねて統治した。山の上の城塞は、ナポレオンに降伏するまで、約1000年の間、Salzburgを守った。  
 

時差ボケでちょっと早起き。
夏時間もあり、夜明け前で、まだ暗い。

移動に便利なように、駅の横のホテルにしたので
照明された中央駅に停まる列車が見える。
奥の黄色と緑がWestBahn
手前の赤が国鉄OBB色

ホテルの朝食のレストランから
朝日に輝き始める岩肌を背景に
山の上の城塞が奇麗にみれた。


 

今日は、川沿いの散歩道を旧市街に向かう。
Salzach川の向こうに、街と城塞が開ける。

夕食は、AugustinerBrau ビアホール
現在では、歴史を楽しむ趣向だろうが、
ビアマグを自分で水洗いして使う。
ローストポークもおいしい。


2018年9月27日(木曜) Wolfgang、Badischl
 今日は、Wolfgang湖遊覧とscharfberg登山鉄道観光。寒気も抜けて暖かく晴れて、最高の登山観光日和になった。サウンドオブミュージックのオープニングで、ジュリーアンドリュースが歌う山々。
 

登山鉄道で 1800mの頂上に登ると。

麓のWolfgangの街と
緑に輝く湖と
白く光る遠くの山々が
見渡せる。
昨日の寒さで、初雪なのかもしれない。

頂上のテラスで、山々を眺めながら
Kaiserschmarrnのパンケーキとビールで休憩。

湖畔のWolfgangの街


 

内陸のオーストリアの人々にとって、
地中海はあこがれ。

山と緑に囲まれた、湖で、
スタンドアップを楽しむ光景がみれた。

皇帝フランツヨーゼフの夏の別荘の地
温泉保養地の街Badischlに宿泊

皇室御用達菓子店Cafe Zaunerの
川沿いのテラスのレストランで夕食。

デザートは、アルプスの雪山に見立てて焼き上げた
どでかいスフレSalzburger nockerlに挑戦。


2018年9月28日(金曜) ハルシュタットHallstatt
 今日は、世界遺産の湖畔の街Hallstattへ。岩塩を求めて、ケルト民族が移住し、紀元前1000年ごろから栄えた街。ケーブルカーで、山に登り、岩塩坑も見学した。
 

対岸の鉄道駅からの渡し船の10分程の間。
この景色が世界遺産の街のハイライト

絶壁の岩山に囲まれた
小さな湖畔の街

街が近づき、
教会の棟が見えてくる。

街の中に入ると、アジアのテーマパークのようで、
世界各国の観光客で、軽井沢のような賑わい。

湖畔の散歩道では、世界各国の人々が、
それぞれのお国柄のポーズを決めて、
世界遺産の前で写真を撮る。


2018年9月29日(土曜) ヴィーンWien
 Wienに戻って、今日から旧市街観光。ハプスブルグ家のホーフブルク王宮を見学。Volksoperで魔笛
 

街の中心のシュテファン寺院
屋根はタイルのモザイク模様

遅めのお昼は、ランチめぐり、
白い煙突掃除人と言う名のレストラン
Wien名物、ヴィーナーシュニッテル
前菜は、三種のペーストをロールし、
薄切りにした牛肉のカルパッチョ


2018年9月30日(日曜) ヴィーンWien
 ヴィーン観光二日めは、Belvedere宮殿のクリムト絵画と、プラター公園の観覧車。Ronacher劇場でミュージカルBodyGuard
 

オイゲン公の宮殿
今は、クリムトとエゴンシーレの美術館。

今日も遅めのランチ巡り。
ブイヨンで、煮込んだ牛肉
ターフェルシュピッツの有名な店
プラフッタで。
ホースラディッシュとほうれん草の
ソースで。


 

プラータ公園に行くために乗った郊外地下鉄に、
こんなポスターが張ってあった。
それも、なぜか、既に済んだ、今年の4月の大会だが、

Neusidlを調べてみると、
ヴィーンの南東のハンガリーとの国境の湖で、
平地に広がる、最大水深1.6mの湖?(池?)。
こんな所で、ウエーブができるのだろうか?
たしかに、飛行機から見た時も、
湖岸には無数の風車の風力発電ファームが
広がっていたので
そこそこ風の通り道で、吹くのかもしれないが、

YouTubeで今年の開催を調べてみると、
ジェットでボード引いて、船が立てた波で、
フリスタしている動画があった。

映画、第三の男で有名な
プラター公園の観覧車。

臨時のビアホールのテントで、
お祭りみたいのが行われていた。


2018年10月1日(月曜) ヴィーンWien
 今日はゆっくりする予定で、Cafe Sacherで朝食を。8時に行くと、2階の朝食は8時半からとのことで、Melangeという泡立てミルクの載ったウインナーコーヒー注文して、街を眺めながら、1階で待った。

スムージージュースのついた
このセットと、
エッグベネディクトのようなセットを
頼んだ。


 

昼間は、観光客の待ち行列なので、
朝からだが、名物、Sacherトルテを

どの写真も、ガイドブックから
取ってこれそうななので、
一枚ぐらい証拠写真。
Mozartの像の前で。


 

ハプスブルグ家の財宝が並ぶ
王宮宝物館Schatzkammerに。

神聖ローマ帝国 ルドルフ2世の帝冠

王宮で長年保管され、
革命を経ないで共和制に移行したため
歴史的価値のあるものが多く残っている。

2018年10月2日(火曜) ヴィーンWien
 観光シーズンには、結構混雑するというので、朝一番から、シェーンブルン宮殿に。宮殿内を見学。午後からは、ベートベンの小径を抜けて、Grinzingのホイリゲ(ワイン酒場)で、遅い昼食、シュトルムも。
 Wien市街地に戻って、街を散歩しながら、ブルスト(ソーセージ)スタンドを回って夕食にした。
 

宮殿内を見学後、
庭園側から。

さらに、グロリエッテに登ると
庭園と宮殿全体が見えてくる。


 

ホイリゲでは、
モストという果汁を少し発酵させた
ジュースのようなシュトルムも

2018年10月3日(水曜) ヴィーンWien
 Wien観光も最終日。美術史美術館。皇帝が、ハプスブルグ家の収集品の収蔵ために作った美術館。ガイドブックに出ているような有名な絵だけを見て回ったが、それでも3時間ぐらいはかかった。若きクリムトが、柱の間の小さな壁画を請け負っている。




 

最後は、楽友協会黄金のホールで
ウイーン交響楽団のコンサート


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