Suma Sunday Slalom Diary 2007年01月
今年は暖冬ながら、南岸低気圧が発達しながら北上すると西風が吹くみたい

2007年1月1日(元旦)

 

 今年の暖冬予報はどうも本当そう。今の所、寒気の高気圧は北寄りで、寒い北西どん吹きが続く気圧配置は少なそう。通常なら春先に大陸の高気圧が弱まりはじめて、太平洋高気圧との間に発生し関東地方になごり雪を降らす南岸低気圧が、すでにたびたび発生している。この低気圧が関東、東北の東岸を北上すると、猛烈に発達し、一時的に等圧線がたった冬型気圧配置になる。この時には、須磨には、それほど寒くない西風が吹きやすくなるようだ。ただしずっと続く訳ではないので、週末セーラーとしては、うまく週末にあたるよう期待しましょう。

2007年1月6日(土曜)

 7日と8日は、南岸低気圧が、関東、東北東岸を北上し台風並の爆弾低気圧に発達する予報。6日の午前中はこの低気圧の影響で、夕方は日本海の低気圧からのびる前線で雨の予報。雨上がり、昼間は西風が吹きそうな感じ。
 予報よりちょっと遅れてるみたいだが、本格的な雨の中、傘をさして10時にジェム到着。寒い雨はなかなか上がらず、カップヌードルで暖まりながら待つ。雨は昼過ぎにようやく止んだが、南風の微風でんびりとした天気に。一応6.7平方mはセットして、「明日に備えて帰ろうかな、暖かいし3時までは待とう。」と思った2時半頃、西のブローがたまに入りだした。3時頃から1時間ぐらい、アンダーながら西で走った。

今日の雨のなか、ずっと待って乗ったのは
ゆうたを含めて5人だけ。

風下を気にせずジャイブに入れた。

窪田さんとれいかがヨロンから帰ってきた。
ヨロンの百均で買って来た南洋の花の飾りで
受付が、ちょっとリニューアル

私はそれほど変わったとも思わなかったが、
窪田さんが妙に喜んでいたので
写真撮りました

2007年1月7日(日曜)

 予報通り、南岸低気圧が、関東、東北東岸を北上し台風並の爆弾低気圧に発達した。等圧線は経度線間に11本。夜中、ときどき雨戸が風に鳴って目が覚めた。

 がんばって7時に早起きして外をみると、それほどでも無い感じ。ネットでは江崎は以前20m/秒以上。ひとまず浜へと思い家を出る頃には、吹雪が吹き始めた。9時にジェムに着いたときには、雪はちらほらするが、まあ無理をすれば5平方mで乗れるかなと思えるほどだった。
 しばらくして、雪、雨混じりの台風のような嵐がやって来た。4.0で出たメンバーも超オーバー。さらに雪、雨も激しくなり、セールもセットできず、しばらく待機。やっと11時ごろに雨も止み、嵐が収まった。5.0平方を急いでセットして出艇。ガスティーな西風ながら、しばらく5.0平方アンダーが続き、陽射しも射して暖かい。1時頃には西はなくなり、2時頃には北のブローに変わったが、3時にはそれもなくなった。


嵐が来る前でも、堤防外は4.0でもオーバー


しけはそれほどでも無いためか、吹雪の嵐の中を船が進む

 

 

午後からは陽射しもあり暖かい。
それでも、3時過ぎ、日も傾き
北に振ったブローも無くなってきたので、
おおかたのメンバーが、ダウンを緩めた。

最後まで頑張ってたメンバーのために
急に西が戻って来た。しばらく吹いた。

2007年1月8日(月曜 成人の日)

 昨日に較べ等圧線の間隔も拡がり、適当な西風が吹くことを期待して9時過ぎにジェムへ。まだ、それほど白波も見えず、風見鳥に5.7平方mで出たゆうたも「ブローはきついが耐えれないほどではない。」というのを聞いて5.7をセット。しかし、緩んだとはいえ、等圧線は経度線間に4本入っており、出艇した10時半頃には、白波も見えだした。5.7で、2往復ほどしたが、シフティーな強烈なブローが前からやってくるので、後の事を考えて急いで5.0に張り直した。
 さあ、しきり直しで出艇しようとする頃には、堤防の外は、さらに西で5.0平方mでもオーバーかと思われるぐらいに。堤防内で、ジャイブの練習したり、おにぎり食べたりしてしばらく待つと、徐々に西で落ち着きだした。ガスティーで、たまにオーバーのブローもあるなか、12時過ぎから2時頃まで乗ると、昨日と朝の疲れも有り「くたくた」になった。そのまま、4時頃まで、同じ感じで吹いた。
 この3連休、いろんな天気があり、ひと冬の3分の1ぐらいを乗ったような気がする。


昼頃、なんとか落ち着き始めた頃。


しかし、何時もながらその元気にビックリします。


3時半頃すこし落ちるが、強烈なブローは同じ。沖には白波。


強風の練習。綺麗いに前が押さえられたフォーム

2007年1月13日(土曜)

 先週の爆弾低気圧のなごりで弱い西高東低の気圧配置が続き、今週のウイークデイは、6平方m台の西が吹いた日が多かったみたい。土曜も弱い西高東低で、北西で、日中は弱い西が吹きそうな予報。
 9時過ぎ一番でジェム到着。真っ平らな平水面に時折弱い北西のブローがさざ波をたてる程度。一応、6.7をセットして待機。初乗りの学生達が11時に練習を始めたころから、北、北西のブローがしっかりしだし、学生のロングボードが時折走りだす。たまに風向も西に変わりだしたので、11時半ごろ出艇。出てみたものの、吹いても弱い北で、それでも散歩の積もりで、そのまま西へ延ばした。12時頃から旧ベルコン沖では、時折、短い西のブローが入りはじめた。西の海苔網のおかげで、海面は超フラット、沖の海苔網もなく久しぶりに長いレグをプレーニング。これも1時間程度で、その後は、弱い北西のブローに戻った。

2007年1月27日(土曜 白浜遠征)

 おじさん達とちょっと若手総員10人で一泊二日で前から計画していた白浜遠征に。低気圧が通過して、日本海の低気圧は東北沖で停滞し、南から広がる高気圧との間で、等圧線が逆に傾き西が吹く気圧配置。白浜臨海は、西より北の方が吹くゲレンデで、それほどのどん吹きではなかった。10時頃に到着したころから上がりはじめ、時折、5平方m台の風(風向は正確にはわからないが西系の風)が2時頃まで吹いた。
 暖かい風で、水温も暖かく、須磨の10月ぐらいの感じの暖かさ。須磨でも西で吹いたそうだ。
一平さんの写真が入ったら追加します。

 
同志社の学生達が練習する前を5.7平方mがプレーニング。

 
Photo by 一平 白浜臨海浜 この奇岩をバックに白浜って感じ

 
Photo by 一平 白浜臨海浜 田辺あたりが湾の対岸に見える。

 
Photo by 一平 白浜臨海浜 海は限りなく綺麗で、しかも暖かい。

 

 

 
Photo by 一平 白浜臨海浜

4時過ぎにはあがり、ゆっくり片づけても、
5時には、らくちんホテルに入った
散歩して、ホテルでもらった入浴券で、
白良浜が望める外湯の白良湯にはいりに行った。
ビデオを風呂場まで持ち込んで恒例のビデオ撮影。

 
風呂上がりビールで乾杯して、ゆっくり夕食、
10人のグループだったからだろうか、
サービスですといって活け作りが付いてきた。


これ以外にも、天ぷらや、茶碗蒸しや、色々ついてた。 
各人に3膳はある釜飯が付いてが全部たべちゃった。

2007年1月28日(日曜 白浜遠征)

 等圧線は縦になり、北に変わりそうだが、間隔は拡がり冬型は緩む気圧配置。午前中一時、雲が拡がり、北風が来るかと期待されたが、けっきょく暖かく晴れて、吹かなかった。2時には早々あがり、外湯、崎の湯、温泉卵、梅アイスクリーム、うめぼし館を観光して帰った。南方熊楠記念館へ行ったメンバーも。

崎の湯は、ホントに波がかかるぐらいの露天風呂でちょっと感動。
風呂上がり、眠くなって運転が辛かった。 


みなべ梅振興館、みなべ川沿いの梅の谷が見える。
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