Suma Sunday Slalom Diary 2007年03月
春のような暖かさというより、5月の陽気といった感じだったが、ちょっと冬に後戻り

2007年3月4日(日曜)

 西から日本海で発達しそうな低気圧が近づき、南系の風の気圧配置。この季節では信じれない18℃まで気温が上がり、気温差で昼過ぎから夕方には浜風が吹くかもという予報。
 天気予報を期待して、ほとんど5月連休のような暖かさの浜に多くのメンバーが集まった。昼前にジェムに着いて、まったくの無風のなか、予報を期待して、Tシャツになって、ちょっと汗ばみながら7.5平方mをセット。この後、南の海を眺めて、ずっと待った。
 2時半頃から、西でわずかに、風が出てきたかと思うが、またやっぱりだめみたい。3時半ごろ、やっと沖の海面も変わりだし、海苔網の向こうに出ていたフォーミュラーが西南西の風で走りだした。4時前にようやく、その海面が海苔網の手前まで拡がりだした。7.5平方mで最初はアンダーぐらいだったが、そのまま上がり続け、一時は、7平方台ではちょっとオーバー、6平方mでも十分ぐらいまで吹いた。まったく寒くはなく、この季節ではシンジラレナイが、6時過ぎまで延長された帰艇時間までみんな乗ってた。ビアガーデンもオープン、ちょっと日焼けした火照りをさますビールが冷たく、美味しかった。

関東から転勤されて来て、
ロングボードから、フォーミュラーには変わったが、
いつも、沖の遠くまで出かけて行って、
真っ先にプレーニングして
風を持ってきてくれた。

この季節、転勤される方が多くておられて、
ちょっと寂しいです。

中年お仲間
6平方m台のガストラの一平さんと
新調マウイセールのhayashiさん

 


sur〜fer〜さんはしきりに良い道具だと、満足げだった。
バーレのスラロームが欲しくなってきた。


Photo by 一平

一平さんに写真撮って貰いました


ちょっとジャイブらしくなってきたかな。


健太パパが新しいセール
持って来てくれました。
ちょっと縦に大きい。
今度はマストがつぶれるんじゃ
ないだろうか?


ホントに暖かく植木鉢の花も満開

2007年3月7日(水曜)

 去年のページを見直したりしてて、「一年に一度、風で仕事さぼるんだったら、こんな日」みたいに前に書いたウイークデイのページを見て、「今年こそ、休暇の締め切りの3月15日までに一度、風で休暇取ってやろうと」思っていた。
 月曜には日本海で発達し各地で車の横転とかの被害が出た春二番の低気圧が、東北地方近辺で停滞して逆に傾いた西高東低の冬型になり須磨も火曜は凄い風が吹いた。水曜、木曜は、若干冬型は緩むものの、経度線間に等圧線は3本は入り、いい感じの西風が入りそうな予報。
 火曜の会議が、水曜に変更になったが、会議なんか考えていたら休暇なんかとれない!
 ちょっと寝坊して8時半に起きて、江崎をネットでチェックすると、それほどは吹いていない。ジェムへ着いた10時過ぎには、西でちらほら白波が出る程度。5.7平方mをセットして、そろそろ出艇と思った11時頃にはなぜか、白波はなくなってしまった。「遅かったか?はずしたか?」と、ちょっと落胆して、ベルコン沖辺は吹いてそうなので、登っていこうと駅前あたりまで行った頃に、さっきの白波が戻って来た。
 すこしガスティーながら、ちょっと寒くなる5時頃まで、5平方m台の西でずっと吹き続けた。写真撮ったり休憩しながら乗ったが、それでも、さすがに、3時過ぎにはくたくたになって上がった。ちょっと手が冷たいの除けば、マウイの一日と同じぐらい、ウインドを楽しんだ。

この季節になると
陽射しが明るくなって、
写真の発色が良くなる。

月曜の春2番の雨もあってか
青い海に白い航跡が残り、
沖の白波の輝きもはいって
写真が活きてくる。

まあ、いつもだが、
これだけ吹くとウイークデイでも
たくさんのメンバーが集まり、
綺麗な写真がたくさん撮れた。

 
青い海に点々と飾る白波の輝きと、白い航跡を引く紅いセール


遊覧船コンチェルトをバックに


kumiさん4.0平方m


手前は風がぬけてて、ちょっと弱い。
ズームをアップにしすぎて全体が入らなかったが
スプレーの白い輝きが春を感じる。


一平さんは、5.0平方mでも十分走った。
Nortのセールの色合いがシックで綺麗。


Photo by amema
ウイークデイで、なつかしい顔が見れた。
もう1月ちょっとで予定日という大きなお腹で
楽しそうに、写真を撮ってくれた。

2007年3月10日(土曜)

 急にウッシーからメールがあって、徳島小松海岸に行くことに。日本海の低気圧が発達しながら、南系が吹きそうだが、四国沖には小さな低気圧がありちょっと微妙なところ。明石大橋、鳴門大橋を渡って昼過ぎに小松海岸に。吉野川の河口は白波が立ち、浜の細かい砂は嵐のように舞っていた。
 海面はそれほどではなく、クロスオンで5.7ぐらいかなと思ったが、午後からあがりそうな予報だし、急いで5.0をセットして出艇。風は暖かくちょっと軽いが、1時間弱楽にのった。遠浅で、平水面で乗りやすく、良いジャイブの練習ができた。その後はオンに振って急に落ちて、波はすこしでてきたが、5.0では走らなかった。5時前まで粘ったが、最後まで戻って来なかった。近くの温泉と、徳島ラーメンを食べてゆっくり帰って来た。

 
一緒に乗ってたのでウッシーの写真は撮れなかった。細かい、灰色の砂。遠浅で海面が綺麗。

2007年3月11日(日曜)

 土曜の夜に雨を降らした、ふた玉の低気圧の通過後、西高東低になるが、寒気と北西の風が吹きそうな気圧配置。須磨の予報は西で、多くのメンバーが集まった。北のブローとともに雲が流れてきて暗く寒いなか晴れて西に変わるのを待った。2時過ぎから、ようやく晴れ初め、江崎も西に変わり、みんながそろそろと期待したが、結局西に振らずに終わった。

北系のブローは
超ガスティー
超シフティー

それでも、午前中の方がまでましで、
ブローに合わせて走ることも。

2007年3月17日(土曜)

 南岸の前線上を南岸低気圧が発達しながら通過、北高南低の気圧配置で北強くの予報。用事があって、海には行けなかった強烈な北のブローが吹いたそうだ。

2007年3月18日(日曜)

 南岸低気圧が東に進み、気圧配置は緩みながら、西高東低になり、北西やや強くといった予報。昼前に行った頃は北からの冷たい雲が拡がり陽射しがなく、時折北のブローが入り寒い。1時頃から青空が続き初め、暖かくなり始めたので、北でも帰って来やすいようにと、170Lの大きなボードに7.5平方を乗せて散歩の積もりで出艇。
 最初の北東のブローが、晴れて暖かくなるとともに東に変わり、なぜか、南東で入りだした。一瞬は南東のブローでかろうじて走った程度。須磨浦公園の山を前に見て走るのはめずらしかった。


北西の予報だったが、なんと南東。須磨の風は分からない。


 Photo by 一平 雨の影響か沖は碧くみえる。
須磨浦公園の山をセール越しに前に見て走るめずらしいレグ

須磨にひっこして来てから
ずっとお世話になって来た地下鉄。

30周年だそうで、
記念列車や撮影会で、
鉄道ファンがカメラを抱えて
ホームを走ってた。


名谷駅発の記念列車

2007年3月25日(日曜)

 日本海を低気圧が発達しながら通過、土曜夜は寒冷前線が通過して雨戸がなった。日曜は前線通過の後どれだけ西ですっきり入るか期待されるところ。
10時頃にジェムに行くと、曇り空で、弱い北。雨あがりの西が吹いていたのは、9時頃までだったそう。すっきり晴れれば、また西で吹くかもとと7.5をセットして、一日のんびり待つが、結局、3時頃にようやく晴れだして、西に変わるが、それほどでもない。

期末試験のシーズンも終わり、
新入生の勧誘シーズンが始まり、
日曜日も練習日の学生たち。

ベルコン跡当たりで、練習していて
海釣り公園の前を
新調のイムコのあざやかなセールが横切る
対岸の淡路島の高速の高架橋や、ホテルが
遠くに見える。
 

2007年3月31日(土曜)

 日本海を低気圧が発達し夕方にはかなりの南風が吹くといった予報だったそうだ。天気予報をあまり見ていず、12時過ぎにジェムに着いて、ひとまず南で吹けばと思い、7.5をセットしてしまった。
 3時頃から、凄いうねりがやって来て、最初は風は7.5でもアンダーぐらいだったが、徐々にあがり、一時は5平方m台の南で、結構綺麗なすごいうねりが入った。風が上がる前に7.5とスラロームで3本ほどだけ乗ったが、それでも十分疲れた。およそカム付きセールとラージスラロームで乗って楽しい海面ではなかった。
 日記を書いてる、夜の11時、多分この低気圧の前線通過だろうが、凄い雷鳴がなった後、バケツをひっくりかえすような雨がふりだした。


Photo by 一平


Photo by 一平


Photo by 一平


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